給特法 公布50年 改正給特法 公布2年
給特法 公布50年
教員として給特法に縛られた人生だった
長年
自分が異常な働き方をしていると思わなかった
周りの教員と同じように働いてきた
土日の部活
土日の模試監督
土曜の補修授業
夜中までテスト作り
残業は常に100時間以上していたと思う
過労で倒れて入院
後遺症が残った
校長は過労からの発病と認識していたが
謝罪もなく何の措置も無かった
教員の働き方を疑問に思い
SNSを始めた
そこには教員の異常な働き方を正そうとする声が溢れていた
SNSで 助けて 助けて
給特法廃止の署名にも参加した
マスコミも取り上げた
中教審の議題になり
大きな期待をした
中教審の応え
教員の勤務時間の延長
変形労働時間制だった
10時間まで勤務時間を延長できる
国会へ送られ2019に成立した
国会審議を追った
小さな名前を聞いたことが無かった教員組合代表が
教員代表で出席して
変形労働時間制に賛成
反対の3万筆以上の教員の署名や反対の教員の意見は入れられず
成立した
中教審が政権に忖度したんだろうと思う
教育の無償化の議論が進み
本来議論すべきだった給特法の廃止や改正を見送り
現状維持で何もしないで済む
変形労働時間制を導入
国民に
先生は夏休みにいっぱい休めるとアピール
ある新聞社はその見出し
教員は5時に帰れなくなる
子育てや介護は考慮するというが
現在、全く考慮されていない
増えた勤務時間の代休は夏休みに取るというが
20日ある有給や5日ある夏季休暇が取れずに消えている
消える代休が増えるだけ
教員は勤務時間を増やされてしんどくなるだけだ
教員志望者の皆さん
週休3日が導入される企業に就職した方がいいです
教員は週休2日の導入が最も遅く
導入後も
土曜は多くの教員が強制ボランティア
部活や模試や補習をさせられています
変形労働時間制を加えて強化した給特法が2019に制定されたばかり
今後50年くらいは改正されないのではないかと思います
現場では教員離れを感じる
地元国立大学や難関私立大学は減って
私大の新設教育学部が増えた
教採の競争率がグンと下がり
実質全入の校種もある
教員の質の低下や
疲れきった教員を国民は望んでいるのか?
フィンランドのように
少人数で生き生きとした教員が教える学校
作るのは管首相の仕事だ
バトンは教員にはない
政治家にある