#先生死ぬかも

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変形労働時間制 北海道が導入へ 教員はさらに苦しむ

北海道で変形労働時間制の条例が成立

教員の勤務時間が1日10時間まで延長が可能になる

この延長された勤務時間は夏休みに取れという

 

現場の教員なら分かる

結局、代休は消える

現在も20日の有給や4〜6日の夏季休暇があるが取れずに消えている

会社員と違い取れなかった休暇は買い取りはなく消えるだけ

夏休みに代休が数日取れたように見えても

これまでに有給を使えていた日が代休に変わるだけ

 

教員が過労死や精神疾患に苦しみ国に改善を訴えた

マスコミに取り上げられて国民が教員の過酷なブラック労働を問題視し始めた

国は慌てて、見た目に教員が楽になるような制度を考えたのだろうと推測する

 

教員からすれば、現状を固定させて、さらにタダ働きの残業を勤務時間に見せる

悪どい制度に見える

さらに、42時間まで残業を認めている

残業代を払わないのに

変形労働時間制によって月に20時間勤務時間が伸びて42時間タダ残業をして

62時間残業でも問題無い、というシステム 

もっとも現状は多くの教員が過労死ラインを超え

150時間タダ残業させられる教員もいる

 

これまで教員を痛めつけてきた特殊な給与システムである給特法が

変形労働時間制により強化、悪質化されたように見える

労働基準法に守られることもない

悪質な働かせ方をしても管理職は懲役刑や罰金刑に問われない

 

一方で、教員の主たる仕事である教えるということは

新教育課程の量が大幅に増やされ負担が重くなった

 

教員のブラックな働き方はこれまで以上に苦しい働き方になるだろう

過労死に追い込まれる若い教員がさらに多くなるだろう

優秀な若者達はさらに黒くなる学校に近寄らないだろう

 

教育にお金を惜しんで誰が得をするんだろう

フィンランドのように教育に優秀な若者が集まる制度を望む

フィンランドの政治家や官僚に日本の舵取りを頼みたい