教員があげた声を、せやろがい おじさん、林先生、淳さんが聞いて、文科省動く!
教員は素敵で立派な仕事です。
同時に学校は、日本最大のブラック企業です。
教員や家族の犠牲により成り立つ、やりがい頼りは、持続可能とは言えません。
教員の健康や家族の幸せを犠牲にすることなく、教師としてやりがいのある仕事に集中して、17:00に帰宅して自分や家族との時間を楽しむ、ことは当たり前のことですよ。残念ながら今はそうはなっていません。でも、改善の第一歩はふみだされました。
せやろがいおじさん、教員のブラック業務を訴えるビデオの視聴は、200万回を超えています。
林先生も番組でハッキリと教員はブラックですと言ってくれました。
https://awesome-style.com/2019/02/04/hatsumimigaku-school/
田村淳さんの訊きたい放題!でも学校 の問題点を分かり易く解説。
https://www.youtube.com/watch?v=mDENAX0i8S8&feature=youtu.be
TVや新聞も度々ブラック学校を取り上げています。
文科省も全く不十分ながら、ブラック学校を改善しようと重い腰を上げようとしています。
教員自身がブラック学校NOの声を上げた成果です!
内田良先生の「教師のブラック残業」を読んで、ここ数年の教員の改善を求める動きを知りました。
教職員の働き方推進プロジェクトによる、教員の労働時間の上限規制を求める署名活動(2015年5月開始)で 50万人の署名が集まる。
教員自身が匿名のSNSで思いを訴え始め、思いを同じくする教員が、2015年12月に部活問題対策プロジェクトを立ち上げてネット署名を始める。現在も署名続いています。
http://www.geocities.jp/bukatumondai/
部活改革ネットワークが2017年4月に立ち上がる。
http://www.geocities.jp/net_teachers/bukatsukaikakunetwork.pdf
協働コラムズで紹介されている。twitterアカウント有り。
教員や関係者の声を集約するウエブサイト「協働コラムズ」誕生
https://www.kyodo-bukatsu.net/brn/ja
2017年6月に中央教育審議会に「学校における働き方改革特別部会」設置されたのを受けて
2017年9月に現職審議会を設置して、教員目線の働き方改革の訴えを発表
訴えの内容
1、授業を準備する時間がありません
2、休憩時間がありません
3、年間1兆円もの不払い残業があります
4、意に反して部活の顧問が強制されます
5、労務管理が機能していません
https://gensyokushin.jimdo.com/
教員の現状は真っ黒ブラック
2016年 文科省 教員勤務実態調査 過労死ライン(月80時間以上の時間外労働)を超える教員が
小学校で3割、中学校で6割おり、さらに、持ち帰り業務が小学校 平日 29分 土日68分、中学校 平日20分 土日70分ある。
OECDの国際教員指導環境調査では、日本の中学校教員の労働時間は、34の国と地域の中で最長。
小学校は、16:00-16:45に休憩時間が設定、最初から取れるはずがない、無茶な労働時間設定。
1972年施行の給特法により、時間外勤務手当及び休日勤務手当が支給されず、代わりに僅か4パーセントの教職調整額で「定額働かせ放題」になっている。
このために時間管理が不要で、残業抑止力が無い。
本来は、 割り増しされた賃金、平日は1.25の残業代、休日は1.35倍の休日手当を払うべき。
ブラック学校の職員を守る機関である人事委員会が指導や是正勧告を行うことになっている。
しかし、機能していないのでは?
このブラック状態を改善するためには、根源にある給特法の廃止が必要。
部活を望んでする教員も、望まないのにさせられる教員も、給特法により歯止めのない残業をさせられる。
小学校には休憩時間が実質無い。全コマの授業、給食指導、取れるはずのない16:00-16:45の休憩。
休まず延々と会議や保護者対応。
無謀な残業に歯止めをかけて、子供に向き合う時間と余裕を生む必要がある。
疲れ切った教員にいじめや虐待に対応する余裕はない。
政府は2019年1月に教員の働き方改革の案を示し、ブラック学校改善に前向きなフリをしている。
だまされてはいけない。
新教育課程導入により業務増大のアクセルを踏み、教員の定数改善には手をつけていない。
手当が出ない残業の削減目標を45時間に設定。つまり45時間はタダ働き。
平日の勤務を長時間にして、実質は休めない長期休暇に代休をとる変動時間制の導入。
春夏冬休みを全て閉庁にしても間に合わない。
教員と家族の犠牲により成立している学校制度を維持しようとしている。
教員はブラック環境に慣れて、あるいは諦めて、若い先生に同じ辛さを引き継いではいけない。
中高の部活、小学校の休憩時間の問題を110万の教員、1000万の親族の力で改めよう!
学校を最もよく知る教員は、ブラック学校改善の声を上げ続けましょう。
今、ようやく異常な学校に正常化の風が吹き始めた!
斎藤ひでみ/現職教員が呼びかけたブラック学校改善の署名は、3万5千筆を超えた。
内田良先生をはじめ多くの教育学者の支援も受けて文科省へ届けられました。
今も署名は増え続けています。
私は30年以上、やりがいを感じながらも、働き方に疑問を感じていました。
過労により病気にもなりました。
ブラック学校を変えられるとは思いませんでした。
今、変わろうとしています。
教員である自分に何ができますか?
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変える 変わる